ソフトウェア
プログラム言語
人間にとって分かりやすい形でプログラムを書くための言語である。コンピュータが理解できる機械語は0と1の組合せによるものである。
これは人間にとって理解しにくいので、人間がプログラムを設計するための規則として考えられたものである。プログラム言語には用途や規模、その他の条件によりいろんな種類がある。
例えば、ほとんどのパソコンに標準言語として採用されているBASIC(ベーシック)もプログラム言語の一つである。
以下に主なプログラム言語について説明する。
- BASIC(ベーシック)
- 初心者向けの覚えやすい言語構造として開発されたプログラム言語である。
1980年代にパソコンが一般に普及した際に、標準的なプログラム言語になった。
- COBOL(コボル)
- 事務処理を主眼に置いたプログラム言語である。1959年に米国国防総省が開発した歴史的には古い言語であるが、現在でも事務処理言語の標準として事業所や銀行などのシステム記述言語などに広く使用されている。
- FORTRAN(フォートラン)
- 科学技術計算向きのプログラム言語である。大型コンピュータでは、COBOL(コボル)とならび、中心的な存在であるが、パソコンではあまり使用されない。
- LOGO(ロゴ)
- 子どもにプログラミングを教える教材として使われることが多い言語である。
- C言語
- 1972年に米国AT&T社ベル研究所で開発されたプログラム言語である。全ての処理は関数の集まりで記述するようになっていて、ほとんどの機能がライブラリとして用意されている。
現在では、C++のように拡張型C言語などが登場している。
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